ジャングルはいつもハレのちグゥ改め、

ハレグゥ


 スクエア・エニックスの月刊少年ガンガン連載中。金田一蓮十郎先生作。2003年、ガンガン2月号より連載再開に当たりタイトル変更。舞台がジャングルでなくなる為。


 そこは平和なジャングルの村。人々は、和やかな日々を送っておりました。主人公の一人、ハレ少年もまた例外なく。
 母一人、子一人の家庭に、ある夜一人の少女が連れてこられました。ハレの母親、ウェダが預かることにしたというのです。少女は、グゥと名乗りました。はにかみながら挨拶をするグゥに、好感を抱くハレは仲良くしていけたらと思います。

 一夜明けて。おはようと挨拶をするグゥに、多大な違和感を見て取ったハレ。何と、グゥは、顔が変わっていたのです・・・!!

 昨夜の、あの可愛いとさえ思った外見と、性格までもが豹変していました。ウェダはそのまま受け入れていますが、ハレには信じられません。
 ウェダが外出したので、ハレはグゥと2人きりで過ごす羽目に。今やグゥは、超無愛想で会話不能。昨日TVゲームをして盛り上がったことなどまるで嘘のよう。困ったハレですが、もっと驚くべきことが起こったのです・・・。
 TVを飲み込もうとしたり、小鳥を飲んでしまったり。普通に普通のものを食べるという思考がない模様。更に、その体内には人間が住んでいたりし、て・・・。

 得体の知れない不思議少女グゥとの暮らしは、ハレにとって、信じ難く受難の日々の始まりでした。

※2005年5月現在、ウェダの故郷・都会暮らし真っ最中。派手な騒動は相も変わらず展開されています。



ハレ
奇々怪々少女、グゥに振り回される日々を送る13歳。父と対立(?)し、グータラな母にこき使われ、赤ん坊の世話をしたりで苦労が絶えない。おまけに回りにも変人がいるので、迷惑を被っている不幸少年。しかし、プラス思考を心掛け、めげずに健気に生きている。家事が得意。ゲームが大好き。時に優しく、時に過激に・・・ツッコミ派。


グゥ
両親が死んで独りぼっちという設定で、ハレの家に居候している。年齢不詳。嗜好不可解。ハレを困らせて反応を楽しんでいる。お腹には何でも入るらしく、大抵丸飲み。厄介な人物も、丸飲み方向で円満解決v表情と人格替えは見事。何が目的でハレの元に居るのか不明。ていうか、ぶっちゃけ人間じゃないでしょうから、出生も謎。たまにかわい〜くなってみたりする、魅惑の小悪魔ガール(誤)。


ウェダ
ナイスバディな27歳? 二児の母。超能天気な天然人。少女時代は内気で寂しがり屋な一面もあったが、今はイケイケおねーさん。大切な息子にベタ甘え。実は良家のお嬢様だが、ジャングルではパチモンな振る舞いぶり。のんべえでグータラ主婦。料理は上手いが掃除が苦手。出産となってからは家事の殆どをハレに押し付けた。我が儘だが息子想いの優しいお母さん。趣味は、インターネットと読書。


クライヴ
学校医な29歳→30歳で良いの? アメ生まれてるし、例の年齢話の回から考えると31ちゃい? 三十路超えたか。二児の父。女好きの子供嫌い。通称・保健医。元は都会のお医者さんで、幼ウェダの担当医だった。顔が良いだけの性格破綻者。どうにも我が強く、特に男に対しては容赦ない当たりぶり。色白貧弱男だが、寝起きの機嫌によっては戦闘能力が増す。子供でも女の子や動物には優しいようだ。


アメ
0歳。1歳? 男の子。名前は、ハレがタイムスリップした際に、幼ウェダに対して使った偽名が元。「恵みの雨」のアメ。今のところ、普通の乳児。描かれる時は、顔が簡略化されている。でもかわゆい。


……この他、お馴染ジャングルの住人たちや、都会での出会いなど盛り沢山のため割愛(←非道)。



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