其之二百五十九「獣道」


※以前ブログに載っけていたものの編集版です。わざと日を分けたところの文を残しています。

 早いもので、もう三月も半ばですね。ようやく明日はKYO三十一巻発売です。週マガのコミックス宣伝で、表紙らしきイラストがありました。
 
ほたるピンですかー?!!
 今度こそ、スクランアニメのCMで紹介されるかしら…。見逃した回があるかも知れないですが、三十巻の時は無かったはず。

 今日こそは、KYOのカレンダを二月の四年前狂と四聖天に変えようと思います。
 三月の出番少なさそう。
 やっぱり、ヒロインパワーは…ゆやちゃんパワーは凄いと思いました。去年の狂ちゃんとのイラストも
ピンチュー色でほのぼのしてましたし。今年は京四郎ちゃんとほのぼの系。
 背中合わせで二人ともちょっぴし微笑んじゃってからに!
 ほたると辰伶の出てくる、院晶誕生月まで京ゆやのままで良い。いや、
京ゆやのままが良い!!
 
 とも思いつつ。いやもういい加減変えるってばよ。…多分。

 侍学園3は、京四郎ちゃんまた休み扱いかしら…。
 おなご入浴シーン(しつこい)があったりしたら、京四郎ちゃんと紅虎ちゃんがいなくてどうするの! って、思うもの。梵ちゃんもあり得そうですが。
 
それ以外に京四郎ちゃんの出番を見出せない私って一体…。

 先にイキナリ読み終わった全体感想。
 先週号の、誰の不幸が一番!? 予測は、見事外しまくりだよきゃっはっはっ!(←時人調)吹雪は出ても京四郎はかすりもしなかった…!!

 
可哀想な京四郎!(←幸せを祈れよ哀れんでないで)(←ていうか勝手に可哀想にするな)


 さて本編。京四郎ちゃん(
主人公片割れ)がいなくても、本編だもん。(←やや拗ね)
 村正の子じゃないなら誰の子か? 髪のトーン処理が一緒だとかいう理由でスペードだったら驚くけど!(←この場合伏線は「…ねえスペード…。…僕ってかわいそうな奴なのかな?」「…私にはお答えしかねますが…(心の叫びは、「パパはここだよ! 
時きゅん!!」なんです)(←時きゅんて誰?)」

 驚き甲斐もなく吹雪。(←ちょっと!)
 母上様は、村正さんの妹だったんですね。その名も姫時。
 姫時さんの存在は、太四老クラスの一部しか知らないんだそうです。トップシークレットな訳は、
最初に"死の病"に発病し死んだ者。
 一体何歳から隠されて庭園内に住んでいたのか…。
 存在すら忘れ去られてしまうほど幼い? 遙か昔ってどんくらいよ?!
 梵ちゃんは知らないって言ってるけど、外の世界の人にも、話しづらかったのかな、妹さんの死は。
 
 壬生再臨計画の始まりは、姫時さんの病を治すため、村正・吹雪・ひしぎの三人が始めた事でした。



 詳細が明かされ始めたというのに、ここで終了(←待て)。
 今日は力尽きるの早いです。日中人と話ていても、会話内容脳内スルー。しかも何度も。流石にやヴぁい。
 京四郎ちゃんが出ていなかったんですもの!(←週マガは昼休みに読んだ)

 正直言って眠いんですごめんなさい。もう残業なんかしない。


続・WM16号・KYO感想・其之二百五十九 獣道


 続きです。遅くなった訳は、
ポケモンエメラルドやってました!
 そんで、今日は
ポケパーク(遊園地)へ行ってきました!!



 姫時さんが亡くなった後、時人も同じように命を落とす可能性があるそうですね。え、もう発病してんの? だから、成長を一時的に止め…とかいう話を村正さんがしているの?
 時人が苦しんでいた「いつもの」ってのは、やっぱし死の病なんですねー。姫時、村正、時人。血縁者に広まる可能性が高いのか、親から受け取ったDNAなのか。
 何とか治療法を見出そうとする村正さんに、吹雪は死した者は反魂術で生き返らせればよい、と言います。
 それを諌める村正さん。越えてはいけない一線だと。
 村正さんの言葉には耳を貸さず、吹雪は、
 「…何をいう村正…。"神"である我々が"神"の所業を行って何が悪い…?」
 すっかり出来上がってます。奥さんを失った悲しみで、狂気に走ったのかも知れません。

 勝手に反魂術を行った吹雪ですが、肝心の姫時さんは生き返らなかったそうです。
 彼女に、生き返る意志がなかったのでしょうか。強引には魂引っ張ってこれないんですねー。
 
AKUMAにしてしまって恨まれても困るけど。(←漫画違います)

 信長が生き返らせる事が出来なかった十二神将達のように(一回目は五人も来てくれたけど)。

 ていうか、かりそめ宮毘羅に訊きたい。
京四郎ちゃんと狂ちゃんの因果律って何? 気になるから、吐け。
 *
因果律とは何ぞやと調べてみた。こ〜いう感じっこ、と何となくしか判らなかったので。
 ●{哲} どのような事象もすべて何らかの原因の結果として生起するのであり、原因のない事象は存在しないという考え方。因果法則。(三省堂・大辞林より)(←もっと判らなくなったよ…ッ!


 時人は吹雪によって存在を隠されてしまった訳ですが、ふらふらと北斗七星を捨てにやって来た時人を、
四方堂姐さんが発見します。
 あ、髪短い! 折檻受けたのがきっかけで切ったのかな?
 
 時人ってば、吹雪に捨てた刀返された時も裸足だったなあ。草履くらいあげてよ、お父さん!

 様子のおかしい時人を見て、四方堂姐さんは記憶がおかしくなっている事に気付きます。そこに現れたのは、ひしぎ。
 よけいな詮索はしないでください、と言って、時人は村正の隠し子だとうそぶく。
 おまけに、「…村正に妹など最初からおりません…。何かの記憶違いではありませんか? 姐さん…」ときたよ!
 そんで、間違いじゃなきゃ(それはどうよ)、この時点で、「先代」"紅の王"なのですか? 名前指定じゃないから、ぐるぐる眼鏡の君か断定は出来ませんが。あの人しか考えられないけど。でも、微妙だなあ。四方堂姐さんの回想ですら顔はっきりしないんだもの!
 でも、四方堂姐さんが今から会いに行こうとしているのは
近眼大ボケ腹黒漢だし。
 時間軸不明(謎が溜まればストレスも溜まる…)。


 四方堂姐さんの話が信じられない時人。でも、微かに残っている記憶がそれを裏付ける…。
 認めたくないし、信じられないのに、逃げたはずのスペードまでもが四方堂サンの言う通りなんですよ、なんて言いながら出てくる始末。
 えー、北斗七星ほったらかっぱーだったんですかあ?
 最重要アイテムなのに!!

 スペードは非情にも時人に言いました。「あなたはずっと利用されていたんですよ。実の父親の手によって その身に流れる"血"のためだけに…ね。…もう使いものにはならないようですが」
 スペードさんって、禁軍が居ても紅虎ちゃん一人に手間取ってへたれてんのかと思ったけど、結構悪どくて素敵な方なんですね!(←イヤミですよ)

 梵ちゃんの攻撃をひらりマントで避け(誤)、もとい、仕掛け不明な布残してどっかへ消えちゃいました。吹雪に届けに行ったんでしょうね。便利だなあ、オイ!
 次に現れる時は、普通の和装姿でしょうか。
 
誰だか判んなくなってたりしてな!


 スペードが消えた後、一人笑い始める時人に、読んでいて切なくなりました。
 きっと真実を受け入れきれずに言い出したのでしょう。最高のギャグと言って笑ってみても、虚しさが消える訳ない。
 聴くだけしか出来ない周りの人たちに、殺せと喚いても。
 もし、早く死んでしまいたいと思ったのだとしても。
 梵ちゃんの、笑顔というには微妙すぎる笑みと一言で
ぶち壊し。
 更に
アキラのおめえ死にそーな割にゃあ張り切って長台詞喋んじゃねえか!? ってカンジのせいで、シリアスから急直下、ギャグへ(笑)。
 こんな事が出来るのも、アキラちゃんの凄い精神力の賜物です。いつまでも息切らしているだけじゃ、
存在感薄くなっちゃうもの。先週まであんなに活躍したのに、読者の目が時人と壬生再臨計画へ移ってしまっているんですから。ここぞとばかりに喋っとかないと、出番減っちゃうもんね!!
 そんなんなくてもアキラの話は長いですよねそうですよね!

 梵ちゃんが
強敵出現とか言ってんのが面白い(笑)。「ビンボー話なら負けないよ!!」 と、参戦しようとする庵一家のノリも好き。
 四方堂姐さんなんか、「じゃあ あちきはどーなるんだん? クソと呼ばれてウン千年」って言ったけど、不幸なの? 貴女のそれは、
名誉の負傷と同じくらいのものじゃないの?
 まだ続けようとする梵ちゃんとアキラちゃんに、庵一家代表・庵奈と遊里庵が「親父にほったらかしにされてる子供達の気持ちがわかるかー!!」は、時人が少しは判るはず(苦笑)。
 それを受けて、絵里庵が
「オレ 三歳まで遊庵が父ちゃんだと思ってた…」とな!! あーあ、駄目じゃん寿里庵!
 ゆんゆんが「父ちゃん」とか呼ばれちゃって驚く
可愛い)様を見てみたいけどねっ!

 不幸自慢にがくがく震えながら加わってきたのは、気を失っていたはずの紅虎ちゃん。
 そんなにパパが嫌いか、秀忠…?(子安"徳川家康"武人さんの声で。あ、アニメじゃ服部半蔵と家康ちゃんは別人か…。まあいいや)
 「タヌキが…タヌキがくる…」と、
幻覚まで見ながら。血ぃ出過ぎ!
 不幸話に反応して目ェ覚ます紅虎ちゃんも好き
v

 展開についていけていない時人に、梵ちゃんが解説します。
 「あ!? 決まってんだろ。天下一不幸自慢大会だよ!! 時人 その程度の不幸じゃあ一等賞にはなれねーぜ?」
 ツワモノ不幸歴保持者アキラちゃんに言わせれば、時人の不幸は四等くらいらしい(笑)。

 ここで、先週の「誰の不幸が一番!?」という予告はちゃんと何の事か判明した訳です。
 
京四郎ちゃんのことではなかった訳です。でも、私は京四郎ちゃんが一番の不幸人だと思っているから(超笑顔)。(←だから祈れよ幸せを)(心から願っていますとも)

 嗚呼、でも、何で先週の予告で昔読んだドラクエ四コマ思い出せなかったかなあ、私。
 
どなたのか忘れてしまったけれど、ドラクエ4の。トルネコが不幸・苦労話を始めるのですが、彼の周りには不幸なツワモノだらけ! 幼なじみが身代わりで死んだ(村も全滅)勇者(漫画は女勇者だったはず)とか、父親を父の弟子に殺されて敵討ちの旅に出た双子姉妹とか…。懐かスィー…。


 理解不能な周りの連中の一人、梵ちゃんが、時人に「獣道」の例えで諭します。
 「周りの連中すべてに翻弄されながらも必死に歩いてきた お前の立派な『獣道』かよお…」
 ポンッと、軽く頭に乗せられた梵ちゃんの大きな掌。
 梵ちゃんは巨きくて、優しい。
 認めてくれた梵ちゃんに、偽善者だとか「イチイチいうことがくせえんだよ…」な〜んて悪態ついても。
 嬉しくて嬉しくて泣いちゃう時人に、こっちまで涙出そうでしたよ。
 良かったね、時人!
 
 紀里庵にからかわれて、焦る梵ちゃん可愛スギ!
 でも、ごめん庵奈。そのウズラが可愛いとは…お、思えるような思えないような…おもえ・ないような?
 そのウズラの周りにある○は、ウズラの卵?
 まあ何にしろ。時人はゆんゆんちに貰われていきますか? 吹雪とは決着つけなくっていいの? 文句のひとつでも言ってやって欲しい!

 何で吹雪は、姫時さんは愛せたのに、娘は愛せなかったのかな。全くの別物でしょうけど、異性への愛情と、子供への愛情は。
 姫時さんを生き返らせる事を、吹雪が諦めていないとしたら。
 その目的のためには、娘は死んでも構わないと思っているとしたら?
 死んでしまったって、生き返らせればいいと思っているのかな。
 もう、子供なんて要らないと、思っているのかも。また夫婦二人だけで暮らして。時人の事何て、初めっから無かったように。
 他の小説作品で、ある母親が夫のためなら息子を殺せます、と夫の愛人に言い切った。
 怖い、と思った。
 まだ、子供だったから。
 今でも、充分怖いと思う。
 いつか、解る日が来るのかも知れなくても。
 吹雪が何考えてるのか判らない。
 でも、姫時さんを生き返らせるためなら時人を殺せると思っているようなら。
 いやだな。
 そんなの、いやだな。




 とかいう、ダーク予想はさておき。
 また軽口叩き合ってるアキラちゃんと紅虎ちゃんが見れましたよ! でも、この二人にしたら凄い進歩ですなあ。
 早く狂ちゃん達の前でこんなん状態披露して、みんな驚いてくれないかなあ。仲の良さを戸惑いながらも認める訳です。
 そんで、
照れて前のように散々罵り合うがいい。

 友情って、素敵だと思っています。(←嘘くせえ)

 紅虎ちゃんは、まだ最初にアバラ折られたことを根に持ってました(笑)。
 どっちが強いかケリつけたくても、アキラちゃんはー…。
 二度と闘えない身体になっているんです。
 あ、灯ちゃんの法力治療や、壬生の最高水準当たりの治療とか受けさせてもらえないかしら勝てば官軍(?)。
 
不幸自慢がまたひとつ増えちゃったよ…!

 でも、アキラちゃんは後悔はしていません、と笑います。
 「引き換えに私は この闘いでかけがえのないものをたくさん手にいれることができましたから…」
 まだ、遙か続く道の先へ辿り着くことを諦めていない。そんなアキラちゃんが好きだーっ!!
 ちょっとだけ格好良いとかまた思っちゃったじゃんかー(怒)!!(←怒るところじゃありません)
 
「努力を積み重ねれば キセキは起こると知ったからー…」
 この台詞と、今までのアキラの行動は、努力をしている人、努力をする事を忘れてしまった人・諦めてしまった人…様々な人に努力をし続けて得られる大切なものを伝えてくれたと思います。
 倒れても、立ち上がる勇気。
 決して砕けない固い信念。
 止めない歩み。
 そんなアキラの"強さ"は、私にも伝わります。
 今度はいつか。私は、私を通して、伝えられたらな、と思いました。
 ありがとう、アキラ。
 二十八巻表紙の、心底楽しそうに刀を振るうアキラちゃんにときめいてから早数ヶ月。
 またアキラちゃんが闘える日を、楽しそうに双剣を操る姿を、待っています。




 次号:驚天動地!!
 予想のしようもねえよそれじゃあ(激怒)!!
 壬生一族最大の秘密がさらりと先代"紅の王"から京四郎ちゃんに伝えられるんかいな。ゆやちゃんはもっと後じゃないと思い出さなそう…。
 ていうか、
京四郎ちゃんが出てくれば何でもいいや。(←ちょっと待て)



作成:2005.03.17&19/WM・NO.16