其之二百六十二 鬼遊び




 さて冒頭はるるたんです。ああ、
愛らしい。この子のしゃべくりを読んでいると、院晶脳内ではケロリンこと水谷優子さんの声に自動変換されますよ!(←それは他のアニメです)
 他候補に望月久代さんのロリ声なんて、どっすか?(←訊くな)


 北斗七星の話題が出ていますね。以前護りの小太刀もある意味村正さん作でありかと思いましたが、もう紅の王になった京四郎ちゃんが開けちゃえばいいんじゃないの。開けさせたらいいじゃないの。まだ解決出来るわよ。その考えはないの皆様?
 ところで、昨日久々に十四巻(護りの小太刀を貰います)を手に取って、驚くべき事実が発覚ですよ皆様! いや、私は忘れていただけなんですが!
 村正さんと狂が
初めて出会ったのは、本能寺ー!?
 アレ? それでいいの? あれれ?
 だって、其之二百二十 妖刀に棲まうモノ・で、明らかに村正さんと仔狂同じ庭園に居るよー!?
 このシーンは、いくらなんでも本能寺で信長やっつけちゃってお仕置きに牢屋入れられる前ですよね?
 釈然とせんが、まあいいか。(←いいのか)


 今日もう一度十四巻読み返してみて思ったんですが、先代の次の紅の王は、
紅眼じゃない? 紅眼かと思っていたのに実は違うとバレたので殺されたとか。でも京四郎ちゃんのデフォルトも紅くない…けど。いいのか? 次代は京四郎ちゃんで。
 今更ですが、眼が紅くなるのは身体が変わっても続く狂って一体…。あれは何ですか。
魂が燃え盛っている証だとでも言いやがりますか?
 
心意気ひとつで紅く出来るの。


 るるはひしぎの実験室に居たあの幼子たちとは兄弟だそうです。でも、るるは一緒にして欲しくないんですか。特別というからには、あの子達と違う所といえば、喋り方?
 あのお子様たちはしっかりした台詞回しでしたから。
 神になれないと知っている造られし者たちは、ひしぎの命に従い自爆した。
 るるの秘密は何だろうー。

 余程ナンバー付き稀少種と一緒にされたのが気に入らなかったんですね。べーっと舌を出するる。可愛い。

 ひしぎに時人の話を振られても、淡泊な吹雪。何か哀しい。
 それでも、鎭明の行動理由には思う所がある模様。自分と似た意志の持ち主だから。
 姫時さんのことが出て来たので、ひしぎの言う「あなたの心の弱みにつけこまれたか…」ってーのは、少し有り得そうですね。
 でもなあ、第三の門での鎭明の台詞を考えると、真剣に大切に思う人が居たんだろうなって、思えますし。
 「あんたには一生わからんだろうよ〜情念も…ね」までの、かつての鎭明の台詞ですが、鎭明も姫時さんと吹雪の関係知らなさげに聞こえますよね。
 なのにスペードとして時人の側に居たなんて!
 それもこれも吹雪を欺くための考えられた台詞かと思うと、
鎭明も中々やりおるわ。

 「壬生一族が"神"の一族たるには あの先代"紅の王"の"紅き眼"が輝き 我らを照らし続けてもらわねばならんのだ…」
 先代紅の王の素顔判明の回次の回…ええと、其之二百七で、吹雪は「王の"眼"
紅く光り輝く限り 我ら太四老は身も心も先代"紅の王"とともにあります…」と言ってたのが引っ掛かってたんですよ。これで…最近の展開のおかげでちょっとすっきりした気分。
 ああ、樹海で居たあの造られし者のばあさん。あの人が会ったっていう王は、名も判らん上に、何代目とかっていうのすら判らない現在は空位の筈の紅の王?

 嗚呼、やっぱし一度、KYO年表作ってみにゃ…。余計混乱すると思うけど!(←ダメじゃん…)


 吹雪曰くの
邪神とは何ぞや?
 先代自身の事と考えられますが、眼の紅いことが邪神たり得る理由なのか、中身…性格・嗜好そのものなのか。確かにあの人邪神ぽいわな。
 悪の道を歩み始めた事に気付ながらも止まる事の出来なかった人…。
 迷い。
 だからこそ、四方堂姐さんや狂に自分のこと頼んだんだと思うのです。
 悪の道を歩み始めたら、私を斃して欲しい、と。
 先代=古い体制の壬生を、斃して欲しい?
 四方堂姐さんのように新しい風が吹くのを待っているだけではなく。
 ある意味、それも壬生を守るため。
 王様の考えることは解らん。

 私には解らない、王様のユウウツ。

 ああ、こう考えているとどんどん
先代ラヴになってきまったよ。(←カルイよアンタ)
 昔から王様系(系?)に弱いと自覚あり。


 ところで、吹雪さんの「壬生一族が"神"の一族たるには あの先代"紅の王"(と書いて、神の王とルビ振る)の"紅き眼"〜…」という台詞。京四郎ちゃんはアウトオブ眼中? いつも紅くなきゃいけないのかしら。

 鬼の子御一行様とともに滅した筈の壬生再臨計画の全データ。姫時の残してくれた壬生再臨計画の全データ。ふつーに一読しただけだと、まるで姫時さんが研究して残したもののように聞こえますが、姫時さんを研究対象として残したデータって事でスよね?
 そんなにあったら不味いのか、そのデータは。
 もう少しこれについて考えてみたいが何も浮かばぬ…(苦)。

 何か前にも吹雪言ってましたよねー、ひしぎに壬生から出てっても良いって。またゆってますがひしぎの考えは相変わらず、吹雪と一緒について行く所存。
 ひしぎの決意を受けて、吹雪は決戦に赴く模様? おうち燃やさなくでも良いのに勿体無い。
 紅の王の庭園にある自宅と思って良いのでしょうかココ? いちおー太四老としての居城はあるのでしょうけど。
仔辰伶が昔「吹雪様ー」っとかゆって駆けていた、「五曜星になる」と宣言していたのもココかなあ? だとしたら、姫時さんや時人との思い出もあるでしょうに…。
 だからこそ、要らないって、燃やすのね?
 どーなんだろー…。
 ああ、でも彼は今や実質壬生の最高権力者とまで言われるヒトだもの。
 
格好良く見せるための演出に家の一つくらい燃やしたって何の問題もないんです。
 「この太四老の"最恐"と"最強"がすべてを粉々にしてくれる…!!」
 私、このコマのひしぎが僅かに微笑みすらしているように見えるのですが、アレ? また視力悪くなったかな? 口元上がってね?
 最強と言われたのがそんなに嬉しいのかひしぎよ。
 印刷上、ドットが潰れて線の様に繋がって見えているのかしら??
 ひしぎだから、これから起こる闘いに
血湧き肉躍る心が押さえ切れず顔に出た、ってのはないと思われり。


 やっとタイトルが出て来ました。鬼遊びと書いて、
おにごっこと読みます。先代が鬼な訳ですね! 追い掛ける方。うああ、最恐。


 一方、先に行かせた十勇士たちを追う幸村&小助。うわあーん、小助ちゃんが怪我してる! 何と鎭明に負わされた傷?
 小助ちゃんには、幸村さんと十勇士が居れば、例え十万の大軍が相手でも怖くはなかった。きっと、先代に会わなければ、それはずっと続くのだと思えたでしょう。
 でも、あの漢だけは違った。
 先代"紅の王"ー…。
 幸村さんでさえ、「正直あの人とは闘りたくないもの」と言います。幸村さんや十勇士たちの"殺気"や"闘気"に少しの反応もしなかった先代。
 昔、梵ちゃんが「殺気を向けられたらどんな達人でもおのずと反応してしまい、自分の殺気が出てしまうもの」らしきことを言ってました。それでも殺気をコントロール出来るのなら、「剣聖」だと。
 本当に、眉一つ動かさず、あの張り付いているかのような笑みを崩さなかったのには自信の表れとしか思いようがありません。
 できればこのまま会わずにすませたいねー…と本音を言ってしまったら…
阿国さんが聞いてました(笑)。
 ものすごーい久々に登場ですね、本誌では。侍学園あったし、たんまにコミックス読み返すので私には久々感薄いんですが。
 
イイオンナ登場ですよ。
 「私が命を張って得てきた情報…ぜひ役立ててゆやさんと朔夜さんを助けて差し上げて…?」
 阿国さんは、壬生再臨計画についての核心情報を持って来たようです。


 お次は、逃亡組。十勇士三人が頑張って敵を蹴散らしています。鎌之助ちゃんの「んにゃ〜〜にゃにゃにゃまんつ!!」って、何? いつもみたく標準語のルビがないから判らないですよ先生!
 ああほんと、また数だけは居ますね。蹴散らしても死なずに後ろから襲ってこられたら嫌だなあ…。
 大軍に驚いているゆやたんの様子がおかしいのは、入道’sとやらのせいでした。
 それもそのはず。
 その強さを見せつけて、伊三、清海という文字を身に(つか頭に)刻むは、真田十勇士の「三好伊三入道に候!」(弟)と「三好清海入道に候!」(兄)でした。
 
変な語尾出た!(←語尾どころじゃないよ変なのは)

 この号読む前にKYOのキャラブック読み返していたら、「あ、入道居た(笑)。しかも二人も!」と気付いたんですよ。すっかり忘れ去っていました。
 これで後は、筧十蔵・海野六郎・名前だけ出て来てる(というか幸村さんのお面被ってちょっぴし出てるけど)、望月六郎の三人ですね。六郎’sは苗字呼びなのか、ニックネーム呼びでそれぞれを分けるとか…。渾名じゃ読者覚え難いか。

 入道’sが出て来たのは、何と入道さんの中から!?
 
「どうもで候」じゃねえよ!
 ゆやちゃんがさりげにヒドイこと思ってます(笑)。
 「もっとこう たまにはまともな人達はいないの?」
 ええ、ごもっとも。
 才蔵もきっとちょっぴし同じ気持ちと思われる(笑)。
 「あの色眼鏡をを外したらもっと普通の…」と、健気にも一縷の望みをかけて入道’sの素顔にまともさを期待するゆやちゃんですが、
甘かったね!!
 
濃ゆいよお前等っ!!
 兄は激眉。すんごいふっとい眉に、これはどういう眼と形容して良いのやら…(困)。昔の
熱血スポーツ漫画に居そうな感じ。弟は、眉が細くて短い。色が黒じゃない。眼はおもきし古い少女漫画。
 二人とも
無駄に煌めいています。一部、煌めいているのか疑わしい手描きの光がありますね(笑)。
 
封神知ってる人は「五光石」って宝貝思い出しませんでした(苦笑)? 喰らってもダメージ大きくないけど、顔がみんな濃ゆくなってしまうというアレです。
 何で二人揃って色眼鏡外れるの? 初めて会う人には(ゆやたん)には見せたかったの? とかいう些細な疑問はさて置き、
 「十勇士内でも1・2を争う美形」って、
マジでか?
 
時代によっちゃ美しいのかもな。
 いちいちポーズ付けつつ話す入道’sですが、姫二人の容姿を褒めながら固まりやがりました。
 めっちゃ震えています。

 
鬼 が 来 た !

 先回りしていた先代が、へらへら笑いながら「私 これでも"鬼遊び"は得意なんです」と言います。ちょっとキバツな始め方だったから"鬼遊び"とは気付かなかった…とか素っとぼけちゃって。
 「最近の若者(と書いて「やんぐ」と読むらしい)の感覚にはついていけなくって。またるるにおじさん呼ばわりされてしまうな」と照れ気味?
 
じゃあ「やんぐ」って言い方から止めろ。
 るるちゃんの名前の横にまたもや強調される点が付いてますね。名前に何の意味があるというの。るる、という紅眼の存在。狂と同じく先代の側で寵愛を受ける子供。
 ああ、そうか。
 先代も院晶と同じでお子様好きか!! はい解決。(←大概にしろ)(←全く解決していないですからズレてますから)

 
るんるん、なんて擬音を背負いつつ、先代は無理してやんぐ気取りをしようとしました。そうやって背伸びしてコケるおじさんのなんと多いことでしょう!(←世のおじさまに謝れ)
 「私も一つ"おもしろいモノ"を見せてあげるよ」と言いながら抜刀する先代。光ってます。会話してます。
 
無明神風流奥義 朱雀三羽も出たー!!!
 ゆやちゃんは先代が朱雀を使えるのを不思議がっていますね。これって、代々の太四老の長から代々の紅の王へ継承されて行くー…ってやつでしょ?
 で、十二巻見たら、「永き壬生の歴史の中で
四大奥義すべてをマスターした者は二人しかいません…」って、村正さんが言ってました。村正さんと、京四郎ちゃん。
 じゃあ、ランクによりけりなんすね。そんな大差は無いと良いと思うのですが、第四位・朱雀、第三位・白虎、第二位・玄武(予想)くらいまでは使えるようになっていた、と。神の風の業なので、今んとこ「神の清響」系統できっと
青龍が一番難しいのでは? つか、狂は本当に四つ全部マスターしたんだよね? 実は最後のだけ未完でしたとかないよね?

 姫だけはお守りすると盾になる十勇士たち。そこへ幸村さん登場! 何と鶺鴒眼だけで朱雀三匹やっつけたー。
 で、何和んでんの十勇士? 才蔵なんて泣いていますが、そんな暇ないでしょー! 
空気読めお前たち。(←非道)先代はこの隙に攻撃するほど黒くないらしい。
 先代の強さが嫌というほど判った幸村さんは、先代を警戒しながら才蔵たちに逃げるんだと言います。
 帽子を拾って余裕の先代。反して幸村さんの切り札が使えるのはせいぜい一回という後のなさ…。
 勝てるかー…!?
 ってところでしゅーりょー!



次号:誤算!! えーっとね、あと一回くらいの鶺鴒眼じゃあ勝つも何もなかったよ! ってぐらいに先代が強さ見せつけてくれると良いです。



作成:2005.04.08&13/WM・NO.19


戻る