其之二百六十三 最後の鶺鴒眼



 先代が無明神風流の奥義を使った事に驚いている幸村さん。そんな幸村さんや、先週のゆやちゃんの驚きをあっさり吹き飛ばす先代に、やはり
黒さを感じずにはいられません。どうなのその設定。
 「壬生一族の王たる者 下の者の技くらい使えないと尊敬されなくなってしまいますからね」
 は? どうなのその理屈。
 「ですから私は 壬生一族の者が扱うすべての技を使うために 毎日 修学と鍛練に励んでいるのです」
 ああもう見上げた根性ですよ貴男! もとい貴漢!(←ムチャ)
 凄いや、勉強家で努力家の王様なんて!(←わざとらしいほどキラキラした眼差しで)
 でもまだ全ての技会得には至っていないと思って宜しい? きっと、主流の流派くらいは使えると思うんだけど。無明歳刑流とか無明なんだっけー? とか。鎭明の流派なんだっけ??  大陰流? 
 昔時人の心を読んだのは、まさか村正さんのサトリ…?(恐)
 つか、闘う相手に
相手の技返しが趣味とか言い出したらイヤミな感じ大爆発ですねコノヤロー!

 背景にまで黒さを漂わせる先代の台詞。
 「壬生一族の未来のために不必要な「壬生一族最大の秘密」(と書いて、昔の出来事と読む)を知る者は すべて消し去らなくては」
 すべて消す。
 自分も壬生一族最大の秘密を知っていると知られたら、消されるかもしれないと思うゆやちゃん。でも先代は、望兄様にもう一人妹が居る事くらい知ってそうだと思います。京四郎がちゃんと殺したと思っているんでしょうか…。vs信長戦(壬生での)を、先代は何処まで把握しているのだろうか。

 やはり朔夜さんを殺す気でいる先代に、幸村さんは「朔夜さんを守るって"約束"してるんでね」と言います。
 生命の恩人だから、という理由だけではないのですね。
 互いに退かない先代と幸村さんの睨み合い。そこに朔夜さんが、自ら先代と一緒に行くと言い出します。
 朔夜さんには、この先誰かが傷つくであろう未来が見えているよう…。
 自分の意志だと言って、先代の差し出す手に、震える手で応えようとします。が、ぎゅっと先代の手を掴んでぶんぶん振り振りしたのは、割って入った幸村さん!
 「うわーv 先代"紅の王"の手ってあったかいんですねー!!」と来た。
 驚くゆやちゃんと才蔵のリアクションが面白過ぎ(笑)。凄い顔だよ才蔵!
 ここで、朔夜さんの疑問。
 幸村さんは、どうしてそんなに親身になってくれるのか?
 答え。幸村さんは四年前、
京四郎と約束をしたから。
 京四郎ちゃんの心配は「朔夜はこの先 その能力・血筋ゆえ 命を必ず狙われるでしょう」というもの。
 朔夜さんに見えている筈の壬生の未来と、知っている過去の出来事…。
 未来の事など、自分たちに自信があるのなら気に留めるまでもない。けれど、最悪の方向へ向かっているのだとしたらその打開策を考える事が出来る。
 …あの先代が、朔夜さんに壬生の未来など聞きそうにないと思いつつ。何か絶対的な自信の笑みで「貴女の見える未来に興味などはありません」と言い切って朔夜さん切り捨てそうなんですもの。
 「…僕は今はまだ朔夜に逢えないから…僕のかわりに朔夜を守ってもらえませんか? 僕が朔夜を守れるようになるその日まで…」
 逢えないと言う理由が判らないよ京四郎ちゃん! 望兄様を殺してすぐだから? 望兄様が朔夜さんのお兄ちゃんだって知ってたのかなぁ…。
 朔夜を守れるようになるその日まで…。
自分が紅の王になっちゃえばいいんだよ根!
 「どうか…」
 と、真剣に頼みごとをする京四郎ちゃん。幸村さんは京四郎ちゃんが絶対に朔夜さんを泣かさないと約束するなら、と引き受けてくれす。
 京四郎ちゃんは「ええ… "約束"します」と、答えたー…。

 幸村さんには守りたい人、みずきが居たから。みずきちゃんだけは、本当に、心から守りたいと願っていた大切な人。
 自分は失ってしまったけれど。
 京四郎ちゃんには幸せになって欲しいと思ったのでしょうか。
 そんな幸村さんの思いを聞いたゆやちゃんは、京四郎を信じたいと言っていたゆやちゃんは、彼は変わってしまった事を告げようとします。
 しかし、幸村さんはゆやちゃんの言葉を遮って、京四郎を信じて要ると言い切りました。
 「ボクは信じているんだ。京四郎さんが今何をしていようとも ボクの知っているあの京四郎さんにかわりはないって」
 ……ありがとう幸村さーんっっっ!
 うわーん、
京四郎ちゃんが笑顔だよー! アホ毛ないけど、京四郎ちゃんの笑顔だよー! うれしー!!
 先代は、京四郎ちゃんと幸村さんの友情度高い事は初耳だそうです。本当ですよ。かなり昔から暴露されてた京四郎幸村で狂の身体隠しですが。京四郎ちゃんと幸村さんは、狂繋がりなのかそれとも朔夜さん繋がりなのか、全く関係なく知り合ったのか…。
 とにかく、幸村さんは、京四郎ちゃんが壬生関係の人だとは知らなかったんですよね。
壬生京四郎って名前ですけど。壬生って苗字はマイナでは…。でも壬生一族とすぐ結びつけるのは安直か(汗)。

 「友達を大切にし"約束"を守ることも大切なことですよね」と、先代は理解を示したようなことを言いますが、あっさり幸村さんの背後に回り、朔夜さんを奪います。
 「でも それは朔夜さんの意思ではありませんね」
 ですって! ああええ、確かに、朔夜さんは自分で行くとは言いましたけど本音じゃないことぐらい判ってるだろー。
 才蔵は先代の動きを何も感じられなかったそうですよ。瞬間移動したかのように見えますよね。先代ですから、なんつーかもー、それくらいは出来て欲しいですよ。
 震えて怯えまくりの朔夜さん。もう涙目です。声も出やしない。
 攻撃する幸村さんの太刀を音も無くかわしー…てか、かわすため移動してはる…!
 返す刀でもう一撃を繰り出す幸村さんの太刀を、先代は目にも留まらぬ早業で攻撃。幸村さんの刀は弾き飛ばされました。
 ギャラリィの感想通り、まったく歯が立ちません。

 「もうやめましょう真田幸村さん。私 追いかけるのも追いかけられるのもあきてしまいましたし」
 先代を楽しませるには命を懸けてもダメですか。
 ていうか何故にフルネーム呼びなのですか。気になるよ!
 見事なとんぼ返りで弾き飛ばされて床に突き刺さった太刀のもとまで行く幸村さん。しかし、顔を上げる前に、先代は朔夜さんを抱えたまま幸村さんの目の前に移動済み…。
 うそん。
 驚く幸村さんを尻目に、先代はいけしゃーしゃー、
 「……まったく」
 ここはまだユルイ口元で。
 「話のわからない人だなあ…」
 ここで眼鏡レンズの片方から眼を見せるという
上級テクニックを使いやがりましたよ! カメラ意識してますか先代!(←ねえよ)
 背景真っ黒ですよ。もうどうしましょう。変換すると、
妄動しましょう。余りのことに大混乱ですよ大混乱。
 うかっりびっくり惚れそうですよ。
 もとい。
 
おっかなびっくり惚れそうですよ!
 …ええ、こうなることは、惚れるであろう事は解っていたのです。だって彼は王様だもの。院晶の
ラヴビッグバンポイントにクリーンヒットな役職だもの。(←役職言うな)
 二十六巻にあった「面を上げておくれ太四老ー…」のコマや、余裕の表情で紅の王のイスに腰掛けている先代に既にトキメキ済みでしたから。
 自分が、
権力者とか、最高権力者に弱いなんてとうの昔から知っている…!
 小市民ケーンだって好きだけど!(←何人の人が知ってるのそのドラマ)主人公・鍋島権にはあまりの可愛さに「嫁に行くーッ!!」とか思った程だけど!(←聞いてねえよ)

 何をするかと思いきや、先代は自ら発光。と書くと訳判りませんね。
 先代から物凄い光量が出ます。必死でゆやちゃんを守ろうとする十勇士たち。幸村さんなんて至近距離状態ですのに!
 光が収まってみるとそこは。
 ゆやちゃんが見たものは、ちょっとは距離があっただろうに四人がかりでズタボロな才蔵たち。そして、傷だらけになっている顔面ガード中の幸村さん。
 ゆやちゃんが驚くのも無理はありませんね。自分はヒロインパワーで無傷だから。(←違う)
 先代は"気"だけで辺り一面、そして天井突き抜け三階分以上は吹き飛ばしました。強!

 「真田幸村さん…。孔子先生もこうおっしゃっているでしょう? 『子絶四、毋意、毋必、毋固、毋我(勝手をするな、こだわるな、執着するな、我を張るな)』」
 ほう。
 「…あなたはもう少し孔子先生の教えを理解されていると思ったのですが…残念です」
 孔子先生へ。
 大変お手数ですが、この貴男の信者に一言言ってやってつかぁさい。
 
「おめえのことだよ!」
 と。説得力皆無ですよ先代!

 言うだけ言ってすたすた去って行く先代と抱えられた朔夜さん。
 幸村さんだってやられっぱなしじゃあありません。
 「神速を呼び 瞬間を制する"鶺鴒眼"がある」とネタバラシ。さっき使ったやん。
 一人で挑もうとする幸村さんに、共に闘う意志を伝える十勇士たちですが、幸村さんに退けられます。敵わないって。アンタ達足しても。(←非道)
 頬に汗を流し、行方を見守る朔夜さんには、どんな結末が見えているのかしら…。
 おや?
 ここで、ザッという足音とともに誰か来ましたね? 幸村さんピンチなら旧猿飛に期待するのですが、先代止められるのは最早京四郎ちゃんのみ。
 思い出京四郎ちゃんじゃなくて、
生中継の京四郎ちゃんが見たいので彼希望。
 ああ早く、あの長ったらしい衣裳の裾ふんずけて、
落ちておいでマイハニー!(←歪んだ愛情表現)

 一日五回の限度と言われた鶺鴒眼を使うにも、躊躇いなく、微笑みすら浮かべて、幸村さんは鶺鴒眼発動!
 先代に切り掛かるもー…。
 鶺鴒眼返しですよしかも微妙に数多いですよ先代ィ! ほんとーにやりやがった技返し。
 朔夜さんは顔を覆っています。
 先代はよゆーで力の差を見せつけたのですが、幸村さんの策中でした。
 朱雀三匹を斃し、尚且つ使います宣言をした鶺鴒眼。幸村さんは先代が同じ鶺鴒眼を使ってくることを見通していたー…。
 相手の自慢の技を、いとも容易く更に強く再現して斃しに来るだろうという予測。まあ確かにやな感じの強者ならやりかねませんね。
 最後の一回はオトリ、という幸村さん。先代の顔から、ユルイ笑みが消えました。予告の「誤算!!」は、先代の誤算??? えーそれほどでもないような…。
 幸村さん渾身の「"鶺鴒眼"二連式!!」で、次号へ続く!!




 って、またお休みですか?! と思えども、上条先生は働きすぎていると常々思っていますので、まあいいか、とは思いつつ、でもそしたら一回復活した後漏れなく合併号じゃないですかー…。
 つか、来週はツバサもないですよ。うそん。



作成:2005.04.30/WM・NO.20

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