シゲルの出番といえば、ところどころにちょっぴし映る程度。シゲルファンへの心の清涼剤のごとく。他の人へはサブリミナル効果狙いの方向で。
試合開始の時は、腕組みしながら客席入口と思われる壁に背を預け、目をつぶっています。その目を開いて始まろうとする試合に目を向けつつ、ちょっと微笑んでる(笑)。
ピカチュウがカクレオンに勝った時も、口元ゆるんだままなんですけど! 穏やかに見守っているかんじ。
次はカビゴンがスリーパーに勝って、五分間のインターバルに入った時です。
「俺たち勝てそうだぜ」と言うサトシに、カスミは「油断は禁物よ!」と。タケシは「なにしろ、相手はあのハヅキさんだからな」と、それぞれサトシのメンタルケア。
サトシだって、浮かれてばかりではありません。
「ああ、わかってるさ」
言って背後に向ける視線の先には、シゲル。
サトシの視線にライバル・シゲルは気づいたのか。笑みが消えていますよ。
「わかってる。あいつに、恥ずかしくないバトルをしなくちゃいけないもんな」
このセリフはサトシ心のセリフの模様。
更に、休憩が終わったあと、後半戦開始の直前。サトシ、決意のセリフが。「観ててくれよシゲル。お前のためにもオレは、必ず勝つ」と。
こうやって、勝ち進む人は、戦った人の分も気持ちを貰って、背負って、強くなって行く。
シゲルの最後の出番は、ベイリーフがバシャーモに負けた後。神妙な顔つきといえば良いのか…。さっきの表情と変わりないんですけど。
ラストバトルなだけあって、真剣に見守らざるを得ない。
わあ少な!