かえってきたマサラタウン!




 久々に帰って来た我が家は、やたらデカイ布張りのブツにすっぽり覆われていました。シゲルの足元には、マイクを持ったプリンが中へ入ろうと必死です。
 シゲルこと、マント人間に気づいたプリンは、「何て暑苦しそうな格好! イケてない! マントにくるまるにもほどがる!!」と嫌がったことでしょう。(←何を根拠に)
 マントといえば、旅の必需品ベスト5には入ろうかというアイテムですけど。そして、
武者修行者が身に付けているものベスト3くらいに入るのでは? 形から入る子なのかしらー?

 サトシたちがロケット団に捕らえられて、モンスターボールが次々にロケット団に奪われて行く中、テントが破られニャース型の気球も地に墮ちる。オーキド研究所の危機を救ったのは、得体の知れないマント男とニドクイン。マントをカッコよく取ったのは、
シゲルー!

 シゲルが育てたニドクインの強さに、手も足も出ないロケット団は簡単に倒されます。ニドクインのトゲでわっか(綱のような)から助かったオーキド博士。
 
「大丈夫でしたか? おじいさま」
 ああ、今回はおじいさまだー!
 シゲルは今まで特訓をしていたそうですよ。おじいさま談。
 「ニドクインの使い方も大したもんじゃ」と褒められて、右手で髪をかき上げつつ「いいえ、まだまだです」とか言っちゃたり。

 サトシがオレンジリーグで優勝したと言うけれど、シゲルは「それであの程度か?」と冷たくあしらいます。「ロケット団なんかにいいようにされて」
 セキエイ大会では(順位が)俺の方が上だった! とサトシが反論すれば、
「それは過去だよサトシ。今の僕は、あの頃の僕じゃないと冷静に流しました。あらオトナ。強くなったと自分で自覚がある。その自信。

 「バトルしようぜ!」とサトシが持ちかけたことで…ここまで言われたらもうバトルで決める! という感じ。
 シゲルVSサトシ、初のライバル同士、ポケモン対決!!

 …少なッ!




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