27日に、ワンピの「オマツリ男爵と秘密の島」を観てきましたよ。
終盤はホラー映画かと思いました。(←えぇ〜?)
掛け値なしに楽しめた! とか、これから観ます、という方は読まない方が良いと思われます…。
さて、「仲間」がキーワードのこの映画。友と二人で観に行きましたが、開始前に私たちにまで試練が。
席順のこと。私は四番の席だったのに、進みすぎて五番に行ってしまいました。友は五番。戻ろうにも既に着席済みの両側…。私は立って、五番に座るよう友を手振りで促すのですが、彼女は四番に着席。アレ? 双方沈黙…。五番はほぼ真ん中の良い席なのよ。いーのか、と思い着席するも、やっぱ観やすいので替わると言ったんだけど断られる。
気にしてないと思いたい。こんな些細なことで友情崩壊の危機とか要らない…!!
いや、だいじょぶですけど。
ルフィ以外のクルーの活躍は、前半・中盤のみ。あとはチョビヒゲのおっさんと生活に疲れた感を醸し出してる三人の子持ちパパに取られた(笑)。
ンマー、敵ってのは理不尽な理由で襲いかかってくるものですが、男爵の行動理由を思うと少し遣る瀬無い気分が残ったり。
でも、ルフィと同じように、私も麦わら海賊団が大好きですから男爵倒してくんないと困ります。
ルフィたちに「仲間を失った自分と同じ思いを味あわせてやる」と、仲間割れをけしかけて最後には餌にする…。
あのー、仲間失った理由から考えると、別に仲間割れは関係ないのでは…。
私はてっきり、嵐の中で自分が助かりたいがために起こったいざこざとかあるもんかと思ったりしてたんですが途中。ないんですね、そーゆーの。一人残っちゃったから、餌獲得ついでに孤独を味あわせてやろうという魂胆? 孤独とか負の感情があればより一層美味くなる、という訳でもありませんでしたし。
そーすっと、何でお祭りする必要があるの? 一人ひとりと分けさせて捉えやすくするためにしては効率悪いような…。
リリーカーネーションがどういうものなのか、深い部分の説明が無かったように思います。
お子様は判ったのかなー…。いや、楽しめたとは思いますけども。
お茶の間海賊団やブリーフの活躍、会ったばっかりだけど、思い通じちゃって「仲間」だと助け合える過程。パンフで監督のインタヴューにあった「一見脇役っぽくてルフィの仲間になりそうもない」キャラとのエピソードはとても良かったと思います。
ブリーフもパパも、泣かせてくれるんですもの…!
感動どころや、ルフィの勇姿はゼヒ皆様ご自身で御確認下さいませ。話はちょっと毛色が違うように感じますが。
観終わって友に言った一言。
「首傾げて良いですか?」
あと、気になるのがナミとウソップですよ!! どうなったのあの二人! 仲直りしたの?! 勿論、誤解は解けていつも通りの関係に戻ったと思いますよ! じゃなきゃ仲良し海賊団じゃないですもの。あの二人のことだから心配無用でしょうけど、気になるんですよ!
脳内補完じゃなくて、映画本編で少しでもフォローして欲しかったです。ゾロとサンジさんはいつものこととしても。ちょっと様子違ったけど…。
ていうか、サンジさんはキャラまでもすこーし違いませんでしたか? 怒りの余りですかあれは。ルフィをあんなに責めるとは思いませんでしたもの。
あんたもオマツリ島くんの大賛成してたじゃんか。
島残って勝負受けると決めたのはルフィの一存に他なりませんが。
ゾロはたまにはスーツもカッコ良い。お食事前に眠りこけてたので、サンジさんに飯ヌキにされて可哀想…。
ロビン姐さんの素敵なお衣裳にメロリンラヴ。休憩で読書してる時のが一番好き。パンフの設定画もカッコええのです!
チョッパーは相変わらずかわゆくて嬉しかったー! カワウソ扱いはどうなの(笑)。鹿や狸はあったけど。
あと、敵ながら、ムッチーが良い。かわゆい。ラヴ。「ムッチーと呼んで下さい」でやっと草尾さんが声だと気付いてからはもっとですよ! それまで聴いた事があるような感じなのに判らなくて、気持ち悪かったんです(笑)。ラストの男爵への語り掛けに感動…。
そんな感じ。
もっかい観たら感じ変わるかしら…。